君との軌跡(戦争編)

軌跡を辿る

 言っておきたいことがあった。最後の最後になるけれど、胸に燻っているこの気持ちだけはちゃんと伝えておきたかった。 やらずできずの後悔は、もういっさいやめにしたかったのだ。 たとえ押しつけがましい結果になったとしても、ある種のケジメとして、私…