あとがき

ちょっと補足が必要な感じの終わりになったので、たまにあるあとがきのターンです。

今回も以前書いた短編からお話を膨らませていく感じでしたが、正直なところ短編の時点で夢主が死ぬことは決まっていました。
そのうえで「どうせ死ぬんだからめちゃめちゃ人騒がせで自分勝手なお姉さんを書いてやろう」ということでこんな感じのお話になったり。してます。
始まりは「重雲くんと正反対の体質をしたお姉さんが見たい」みたいな感じだったんですけどね……

最後に重雲くんと夢主が贈りあった詩歌に関しては、あえてその中身を書かないという選択をとりました。
璃月式の詩歌を書ける気がしない……というのもありますが、あの詩歌は二人だけの秘密にしておくのがいいかな、ってところに落ちついたからです。
もしかしたら夢主の独白とまるっきり同じようなことが書かれてるかもしれないし、はたまたもっとシンプルなやつかもしれない。重雲くんから夢主へのお返事も、思いの丈をぶつけまくったやつかもしれないし、ひたすら感謝を伝えてるやつかもしれない……みたいな……
夢主の出自とかもそうですが、色々とすっきりしないお話にしたくて、最初から最後まですっきりしない感じになってます。すみません。

いや~勢いで書き始めたけどなんとか終わらせられてよかったです。
いつか今回のお話前提でまた別の子と重雲くんの物語も書いてみたいですが、いつになるかはわからないので予定は未定ということで……

何はともあれ、ここまでおつきあいくださってありがとうございました!
またいつかお会いできる日を楽しみにしています。

 
2024/04/20