たくさんの「幸せ」をあげたくて 「はい、ラスク! これあげるね」 始まりは、とある昼下がりにあてもなく散歩していたときのことだった。 がラスクへと手渡したのは、こじんまりとしたペールオレンジの包み。魅惑的な甘い香りをまとうそれを、ラスクは期待の色をちっとも隠さないまま開き… 2024-03-18ルーンファクトリー 短編(ラスク) 花香る町で