無題 私は、みんなのようにショーにたいして特別に努力してきたわけじゃない。 思い入れならそれなりにあるけれど、しかし、ワンダーランズ×ショウタイムのみんなを見ているとそれすらもちっぽなものに感じてしまう。その段差を前にするたび、ひどく居心地が悪くなって、足元がガラガラと崩れ去っていくような錯覚を見てしまうのだ。 ――私は、なんのためにここにいるんだろう。 頭上にやってきた分厚い雲が、いつまでも私のことをあざ笑っているようだった。 #いいねされた数だけ書く予定のない小説の一部を書く ♡