無題(夢100/リッツ)

ずいぶん目立つ金髪よね。ふと呟いたコーデリアは、訝しげな目でオレを見ている。キミほどじゃないと思うと言えば、けれどもどこか納得がいかないように頬杖をついたまま唸った。逸らした瞳が色を変える、唯一無二のアイオライト。くるくると色彩を変える彼女の様が、オレにはひどく愛おしく映った。