迫る灯火(番外編)

時に微笑ましくもあり

「交差」のあとくらい--- なんとなく、胸騒ぎがした。 否、それはともすると変化の予兆であったのかもしれない。うまく言語化することはできないが、それでも今からおのれの身に何かしらの刺激が訪れるであろうことを、レックスは静かに察知していた。そ…